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グローバル化とネットワーク社会の現状と将来展望

著者: 山本 泰三  /  カテゴリ:講演会 /  講演者:森山 真光 /  更新日時:2008年12月22日

 ★環境研究会【第36回特別講演会報告】070824

テーマ:「グローバル化とネットワーク社会の現状と将来展望」

 キーワード   情報化、Web2.0、ICT、ネットワークビジネス、グローバル化

 講 師:森山 真光氏 近畿大学理工学部情報学科准教授兼チャイナ保証ネットワーク㈱代表取締役。博士(工学)

    プロフィール:広島大学卒業後、和歌山大学、大阪国際大学等を経て現職。また、ベンチャー企業代表として国際電子商取引での実用化、実証化に取組む若手実業家である。

1.Web2.0とは

 グローバル化の進展と並行して、ICT(情報通信技術)化の進展がめざましく、ビジネス環境も大きく変化している。基本的な流れを知っておかないと、ビジネスにも取り残される。

 情報の世界ではWeb1.0からWeb2.0へと大きく変化している。ティムオライリー(米国の出版社CEO)によると、その概念はユーザーが「受信と発信」「検索と共有」をうまく使うWebでのサービスである。例えば、セカンドライフという新しい3次元でのバーチャルな探訪が可能になり、

 ブログはWeb上の日記であり、SNSは特定の人に見せたい、教えたいというコミュニティを構成する。ミクシーがその代表的例であり、登録者数が500万人を超えるなど、予備軍が利用し始め、ほとんどの学生がこれに入って、メールで情報交換を行っている。

 情報がオープンに自由に使える社会が到来しており、トラックバック、フォクソノミー(タグ)、Ajaxなど一般社会人が知らない多くのキーワードが日常的になり、インターネット上のネットワークがどんどんつながっている。

 例えば「グーグル」の検索エンジンがネット上の隅々まで流れ、Web2.0の旗手として、ブラウザ上でサービスを提供し、利用を増やしユーザーには課金せずにインターネット広告で急成長している。そして利用が進むほど、情報を分類整理して集合知が百科事典にもつながっていく。

2.ネットワークビジネスの現状

 ロングテイル(長い尾)は経済用語であり、8:2の法則のもと、コンビニや本屋さんに見るごとく売れ筋の20%の商品が販売の80%を占める効果があり、ヒット商品はニッチ市場へ移行する。一方アマゾンのようにネット上での販売であれば、年間100冊しか売れない本でも、検索して販売するビジネスが可能になる。

 膨大なデータを収集し、集客力のある楽天のようなネット販売があるように、「良質なサービスを提供→集客アップ→顧客への広告・物販で集金」している。

 Youtubeという動画共有サイトをグーグルが買収したが、メディア・広告、音楽関連サービスなど、広範囲にWeb2.0のビジネスが育ってきている。

3.ネットビジネスの将来展望

 中国との貿易に関連してのビジネスは貿易書類の流れが複雑で、信用状は紙ベースであり、保険や、通関手続きなど色々な制約があるなかで、部分的に電子化が進みつつある。

 例えば建材は標準化ができれば1/10の価格で入手できるので有効である。FRPの輸出入手続きを手がけており、取引量は順調に増加している。原材料の値上げの波を受けたが、日本より割安でさらに取引増に繋がった。Web2.0については進め方が見えてきた。ハードの仕組みを改善し、若者が参加できるようなリテラシー教育を志すとか、より専門性を高めたビジネス別、専門別の取組みなどこれから有望な分野として関わっていきたい。

    コメント:Web2.0の言葉も知らなかったが、早速Youtubeで高校野球の決勝戦の逆転満塁本塁打のシーンを見た。SNSがなぜ普及するかという記事にも触れることができた。熱のこもった分かりやすいご講演で、受講者にインパクトを与え盛会であった。

 (山本 泰三 記)


著者プロフィール 著者
> 山本 泰三
主な経歴
> 1941 神戸生まれ
1964 名古屋工業大学卒業  大阪ガス㈱入社
2000 大阪ガスを退社、㈱エコ・サポートを設立開業。
2006 (有)フレあいサポートを設立、「フレあいスポット」を開業




資格
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EA21審査人(040102)
技術士(環境、総合技術監理部門)


その他
> 

ISOコンサルタント
著書(共著): 「職場リーダーのスキルアップノート」など4冊


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